ガラの悪い人がいちゃもんをつける本当の理由 【面白い心理学】

深夜のコンビニや飲み屋街には、ガラの悪い人たちがいますよね。何もされないならいいのですが、「目が合った」とか「ぶつかりそうになった」などといちゃもんをつけてくる場合もあります。こんな時、みなさんはどう思いますか?

 

『ガン見してないのに、なぜ絡んでくるのだろう』『いちゃもんつけてわざと絡みにきてるんだろうなぁ』といった感じで、彼らは特に理由もなく自分に絡んでくる(キレてくる)と思っているのではないでしょうか。

 

もちろん、理由もなくいちゃもんをつけてくる人もいます。しかし、心理学の観点から見てみると、実は理由があることがわかるのです。それを知ることで、彼らの行動を理解するができます。そして有効な対策を取れるようになり、無駄なトラブルを回避することができます。

 

それでは一体彼らは、どんな理由でいちゃもんをつけてくるのでしょうか。

実は、○○に対して怒っていた!

結論から先に言うと、彼らは見知らぬ人が自分のテリトリーに踏み込んだことに対し不快感を抱いています

 

人は、”パーソナル・スペース”と呼ばれる領域を持っています。これは、相手にこれ以上近づいて欲しくない物理的な距離のことです。実は、暴力的な人はこのパーソナル・スペースが一般の人よりも広い傾向があるということが証明されています。

 

みなさんも心を許していない相手に、いきなり近づかれたら嫌ですよね?それと同じ理由で、彼らは見知らぬ人が自分のパーソナル・スペースに侵入してきたことに不快感を抱いているのです。「目が合ったこと」が原因ではなく、相手との距離が原因だったということです。

4倍以上も違う?!暴力的な人のパーソナル・スペースの範囲

では実際、暴力的な人はどのくらいパーソナル・スペースが広いのでしょうか。次の実験を見てみましょう。

 

【実験】アメリカの精神医学研究所のアウグストゥス・キンゼル氏が行った実験です。

刑務所に収監されている囚人のうち、殺人や強盗で捕まった人たちを「暴力的なグループ」とし、詐欺などの理由で捕まった人たちを「非暴力的なグループ」としました。

 

部屋の中央に囚人を立たせ、前後左右から人を近寄らせます。そして「近づきすぎだ」と感じたら、止まるように指示してもらい、その時の距離を測りました。この距離が、その人のパーソナル・スペースということになります。

 

結果は、「非暴力的なグループ」は自分の周囲に0.6㎡のパーソナル・スペースを持っているのに対し、「暴力的なグループ」2.72㎡のパーソナル・スペースを持っていることがわかりました。その差はなんと4倍以上です。不快に感じる距離感に、こんなにも差があるなんて驚きですよね。

まとめと対策

人によってパーソナル・スペースは異なりますが、その中でも、暴力的な人はその範囲が広い傾向にあります。ガラの悪い人にいちゃもんをつけられそうだと感じたら、物理的距離を取りましょう。彼らのパーソナル・スペースに踏み入らないことで、無駄なトラブルを防げるはずです。

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