将来の社会はこうなる!? 社会信用システムについて

突然ですが、あなたは自分が社会的にどれくらいの信用がある人間だと思いますか?

金融機関からお金を借りるときや、クレジットカードの審査をするときなど、あなたの仕事や収入を評価される機会は度々やってきます。

今後は、収入や支払い履歴などによってあなたの信用スコアが蓄積され評価される、社会信用システムの時代がやってくると言われています。

今回は、その社会信用システムがどのようなものなのか、詳しく解説します。

社会信用システムとは

社会信用システム(ソーシャルクレジットシステム)とは、各人のクレジットカードの決済履歴、収入、資産、社会的身分、商品の購入履歴、行動、性格など様々な項目によって、ポイント制で信用スコアが構築され、それによってより良い処遇が受けられたり、逆に消費行動が制限されたりする仕組みです。

信用スコアは蓄積された各種のデータを基にAIが採点します。

収入や職業、クレジットカードの返済履歴などによって、あなたの「信用」が数値的に評価され、「信用」が高ければ高いほどスコアもまた高くなるのです。

その信用スコアが高いことで、より低金利でローンが組めたり、医療機関での待遇が良くなったり、プレミアム商品の購入が可能になったりと、よりよいサービスを受けることができます。

反対にスコアが極端に良くないと、電車や飛行機に乗れなかったり、施設の使用が制限されたり、ネット通販の利用が制限されたりと、個人の行動が制限されてしまいます。

中国での実用化

出典:The Nation

社会信用システムを先進的に取り入れようとしているのが中国です。

中国の大手IT企業アリババが「芝麻信用(セサミクレジット)」というサービスを開始し、これが中国で急速に普及しています。

中国では、実際にアプリで様々な項目を入力して信用スコアが診断できます。

信用スコアが高いことで、保証金が不要になったり、就職に有利になったりということが実際に生じています。

中国では今後、個々の顔と信用スコアを結びつけて、監視カメラやスマホでその信用スコアを表示できるようにする仕組みを考えています。

社会主義国・中国ならではの取り組みで、少し恐ろしいですよね。

出典:WIRED

日本での信用スコアサービス

日本でも信用スコアによって、特典が受けられるサービスがいくつか提供されています。

その中で「LINE Score」というものがあり、LINEのアプリから気軽に自分の信用スコアを診断できます。

いくつかの質問に答えた上で、LINE PayやLINE家計簿といったLINEの様々なサービスを利用することで、信用スコアが適宜構築されていきます。

信用スコアの高さによって、カーシェアやホテルなどのクーポンがもらえます。

現在は始まったばかりでまだまだ特典や優待が少ないですが、今後は多くのサービスが提携し、クーポンやポイントが貰えることが決まっています。

また、みずほ銀行とソフトバンクが共同設立した「J.Score」というサービスも開始しており、今後日本でも信用スコアサービスが普及していくと予想されます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

将来的にこの社会信用システムが、世の中で重要視されるようになったら、どう思いますか?

自分の中身をすべて丸裸にされているようで、少し怖いですよね。

しかし逆に信用スコアが高ければ高いほど、より良い待遇が受けられて得することになるので、人によって賛否が分かれるシステムだと思います。

あなたも試しに、LINE Score等を使って自分の信用スコアがどのくらいなのか、診断してみてください。

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