ハロウィン騒動を引き起こす、恐ろしい心理法則とは

毎年行われるハロウィンイベント。特に都会は賑やかで楽しそうですよね。しかし、ゴミのポイ捨てなどマナーの悪さが毎年ニュースになっており、一部が暴徒化し逮捕者が出ることも少なくありません。

夏祭りや年末年始など、1年を通して様々なイベントが行われる中、『なぜハロウィンだけ?』と疑問に思う方もいるのではないでしょうか他のイベントと比べてハロウィンのマナーやルールが悪い理由を、心理学の観点から解説していきます。

原因はコスプレだった?!

ハロウィンのマナーやルールが悪い理由は、ハロウィンの特徴にありますハロウィンの特徴といえばカボチャ、お菓子、コスプレ(仮装)などがありますが、実はこのコスプレが原因だったのです。

コスプレをすると自分という認識が薄くなり、匿名性が増します。なぜなら、派手なメイクや被り物のせいで客観的に見て自分が誰だかわからなくなるからです。また周りの人もコスプレしているので、特に自分だけが目立つということもありません。

実は、人は匿名性が増すと理性が働かなくなり、非人間的なことを平気でしてしまいます。これを心理学では「匿名性の原理」と呼んでいます。

匿名と聞いて一番最初に思い浮かぶのは、やはりインターネットでしょう。YouTubeやSNS、掲示板やオンラインゲームなどでは、匿名であるがゆえに他人を誹謗中傷をしたり、嘘の発言をしたりする人がたくさんいます。少なくとも現実世界よりその数は圧倒的に多いはずです。

このように匿名性の原理とは、『匿名だから自分だとバレない』という考えから非人間的な行動をとってしまう恐ろしいものなのです。

匿名性の原理を証明した、恐ろしい実験結果

アメリカのアーカンソー州立大学が行った実験を紹介します。

被験者に、実験協力者(サクラ)が問題の解答を間違ったとき、電気ショックを与えてもらいました。このとき、被験者は流す電流の強さを7段階から選べるようになっています。

この実験を、被験者が「相手に自分の顔が見られる場合」「コスプレをして誰だかわからない場合」の2パターンで行いました。

すると前者は弱い電気ショックしか与えなかったのに対し、匿名性の高い後者では強い電気ショック与える人が増えたのです。ゴミのポイ捨てどころか、こんな恐ろしいことまでしてしまうのが匿名の怖さなのです。

(実験協力者はサクラで、電気ショックの苦しみは全て演技でした。実際には電流は流れていませんのでご安心を。)

まとめ

「匿名性の原理」というものがあり、人は匿名性が増すと理性が働かず、非人間的なことを平気でしてしまいます。ハロウィン騒動が起こるのも、この匿名性の原理が働くからです。

ハロウィンに限らず、YouTubeやSNS、オンラインゲームといった匿名性が高まる環境での言動には注意しましょう。当然のことですが、匿名だからといってマナーやルールを破ってはいけません。そういった環境では、普段以上に相手のことを考えることが大切です。

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