性格を変えるには〇〇を変える!【性格心理学】

みなさんは自分の性格は好きですか?世の中にはいろんな性格の人がいます。それはとても素晴らしいことですが、同時に人間関係の悩みの種でもあります。性格の不一致が原因で人間関係が上手くいかず、『どうして自分はこんな性格なんだろう』と悩む方もいるのではないでしょうか。

 

今回は性格心理学の観点から人間の性格というものを理解し、性格を変える方法をご紹介します。性格は変えられるものであると知ることによって、確実にあなたの心は軽くなるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

そもそも性格は変えられるのか

行動遺伝学によると、人の性格は20〜50%が遺伝によって決まると言われています。この割合は性格特性によって変化し「攻撃性」や「不安」などの性格特性は50%前後、「外向性」「道徳性」などは30〜40%、「趣味」「芸術の好み」などは20%程度が遺伝によって決まると言われています。

自分の性格で悩む人の多くは、「攻撃性」や「不安」といった気質や「外向性」「道徳性」といった対人関係に関わる部分で悩むことが多いと思います。それらは決して自分の責任だけではなく、顔や身長、体質などと同じように遺伝に影響される部分も大きいのです。

しかし、性格は変えられないのかといえばそうではありません。人の性格は遺伝の影響と同じくらい、環境の影響も受けます。遺伝を変えることはできませんが、環境を変えることはできます。これが自分の性格を変えるポイントなのです。

詳しく解説する前に、多くの人が誤解していることについてお話しします。

自分の性格で悩む人によくある勘違い

みなさんは学校にいるときやバイト先にいるとき、自宅にいるときの性格は全て同じでしょうか?学校では明るい性格をアピールしているけれど家では物静かだったり、バイト先では真面目で積極的な性格だけれど家ではだらしなかったり、といったことがある思います。中にはこのことで、『自分は多重人格かもしれない』と思っている人もいるのではないでしょうか。

ですが、これは何も特別なことではありません。私たちは日常生活の中で色々な環境を移動しながら暮らしていて、その環境で出会う人や自分の役割によって性格のモードを切り替えています決してあなただけではなくみな大なり小なり性格の切り替えを行っているのです。これをモード性格と言います。

モード性格は多重人格と誤解されることが多いですが、この2つには以下のような違いがあります。

モード性格
・環境や状況の変化に応じて性格が変わる
・「自分が自分である」というアイデンティティが維持される
・健康的な人間の性格の1つの姿である
多重人格
・性格(人格)が不規則に変化する
・アイデンティティ自体が入れ替わり、自分の名前や記憶などが別人になる
・病気である

性格を変えるには「新しい環境を作り出す」

自分の性格を変えるためには、まずは自分の性格は遺伝と環境の影響を受けて形成されているものだと認識することが大切です。その上で、自分の意識を変えるのではなく、自分を取り巻く環境を変える努力をしましょう。性格への遺伝の影響は変えられませんが環境を変えることはできます。

とはいえ、家族や友人と縁を切ったり、所属しているコミュニティを抜けなければならないとなると簡単ではありません。そこでオススメなのが「新しい環境を作り出す」方法です。新しい環境で今までとは違う人と会い、そこで新しい自分を作りましょう。そして、その環境で過ごす時間を増やしていくことで今までの自分から新しい自分へと変わっていくのです。

また、新しい環境を作る際はできる限りなりたい自分に近い人たちが集まる環境を選びましょう。例えば、内気な性格を変えたいのであれば活発で明るそうなサークルに所属してみたり、だらしない性格を変えたいのであればホテルでバイトを始めてみたりすることをオススメします。どの環境を選ぶかで性格が変わるスピードも難易度も変わってきます。

まとめ

人間の性格は遺伝と環境によって形成されます。遺伝の影響は変えることできませんが、環境を変えることはできます。性格を変えるためには新しい環境を作り出し、新しい自分を作りましょう。また、なりたい自分に近い人たちが集まる環境を選ぶことで、より簡単により早く性格を変化させることができます。

初めの一歩は勇気がいると思いますが、きっとあなたにとってプラスになるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

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